初心者サーファーが最低限おぼえておきたいルール・マナーやサーフィン用語
マナーを守って楽しいサーフィン
砂浜や海や波は誰の所有物でもないからこそ、サーフィンには互いのマナーが大切です。だからこそマナーが悪い人や初心者にはベテランの方からの目は厳しい気がします。海は誰のものでもないし、サーフィンには審判はいません。しかしエキサイティングなスポーツなので大きな危険は付き物です。だからこそサーファーひとりひとりの意識が大切で
ゴミのポイ捨て
例えば一番に上げられるすぐに実践できる事と言えばゴミを捨てない事。自分が今から入る海がゴミだらけなのは嫌ですよね。海岸が汚かったりするのももちろん良い気持ちではありません。さらに言えば着た時よりもキレイに、まわりにあるゴミは積極的に拾いましょう。たとえゴミ箱があったとしても全員が使えばすぐにゴミ箱もいっぱいになってしまいます。出したゴミは持ち帰りましょう。これは当たり前の事ですね。海じゃなくてもするべき事です。普段からポイ捨てしなければ自分が好きなサーフィンをする場でゴミのポイ捨てなんてしませんね。
万が一ぶつかってしまった場合
他のサーファーとぶつかってしまったら素直に謝りましょう。サーフボードは時として凶器になります。波に乗ってきたサーファーの進行方向にあなたがいた場合はあなたが悪者になってしまいます。波に乗ったサーファーの邪魔にならないよう心がけましょう。サーフィンはお互いをリスペクトして成り立つスポーツです。万が一ぶつかってしまっても、ぶつけられても互いに怪我がないかを確認したりし気遣いましょう。
前乗り
これはマナーというより暗黙のルールと言うべきでしょう。前乗りとは既に他のサーファーが乗っている波の進行方向先で波にのる行為。サーファーの間ではこれは重罪行為に当たりますので絶対やめましょう。最悪の場合ケンカになる事もあるそうです。絶対にやってはいけません。サーフィンには「一本の波に乗れるのは一人だけ」という世界共通のルールがあります。波の割れ方により最高でも二人までしか波に乗る事はできません。
覚えておきたいサーフィン用語や技術
サーフィンを始めると聞き慣れない単語が多々でてきます。全て覚える必要はないと思いますが最低限覚えた方がいい用語がいくつかあるのでまとめておきます。その他のサーフィン用語はやってくうちに覚えていくでしょう。
波待ち
サーフボードにまたがり、乗る波を待つ行為。一見ただまたがるだけの簡単な行為に見えますが、初心者はこの波待ちも難しいでしょう。板にまたがり足でバランスをとりながら体制を保ちます。
パドリング
Nakisurf ニコリン・サーフレッスン【パドリング編】-フルバージョン- - YouTube
板に寝そべってボードを手で漕ぐ行為。サーフィンには必須技術です。
テイクオフ
サーフィン ビギナーズバイブル テイクオフ編 - YouTube
パドリングの状態から立ち上がり波に乗る事。こちらもサーフィンには必須技術です。これができなければサーフィンを楽しむ事もできないでしょう。
ドルフィンスルー
HOWTOレディース編 ドルフィンスルー - YouTube
大きくパワーのある波が着た時に海に一度潜って波をかわす技。沖に出たいのであれば身につけておきたい技術です。必須ではないですが、パドル力がない場合これができなければなかなか沖にはでられません。
レギュラー
砂浜に向かう波が右側から崩れていく波の事。またはサーフボードの上で左足が前になるスタイルの事。これはスノーボードと同じですね。ほとんどの人がレギュラースタイルだと思います。
グーフィー
レギュラーの逆で砂浜に向かう波が左側から崩れていく波の事。またはサーフボードの上で右足が前になるスタイルの事。余談ですが友達に一人だけいます。
ローカル・ローカルサーファー
地元に住んでいるサーファーの事。またはそのポイントによく行く人など。ローカールサーファーはとても海を大切にしています。そしてローカルルールというものもあります。ローカルと略されることもあり、ローカルの人はローカルじゃない人に厳しいという人もいるので注意が必要です。しかしローカルサーファーのおかげで綺麗な海が保たれている事も事実なのでローカルサーファーはリスペクトしましょう。
アウトサイド
外側の海の事。沖の事を指します。初心者の人やパドル力がない人はアウトサイドになかなか出る事ができません。まずはパドリングを極める事が大事です。
インサイド
砂浜に近い海の事を指します。最初、初心者はインサイドの波に阻まれる事が多いでしょう。上級者の邪魔にならないよう最初はインサイドの小さな波で練習する事も大切です。
セット
普通の波は1本できます。セットは2本、3本とまとまってやってくる波、うねりの事を指します。固まった波の集まり。
ピーク
波の一番高いところを指します。波に乗るにはこのピークを見極める事も必要です。見極め方は場数を踏めば自然と付いてきます。
スープ
波が崩れて後の泡の状態の事。白波の事。
クローズアウト
台風などの接近に伴い海が荒れて波がぐちゃぐちゃな事。クローズコンディションなどとも言います。サーフィンができない波の事。
リーフ
珊瑚礁や岩場が海底にあるポイントのこと。リーフの場合は足がかなり痛いです。そうしたポイントの場合にはリーフブーツやマリンシューズが必要になってきます。そして何より転倒した際に危険なので初心者はそういったポイントは避けた方が良いでしょう。
パンチアウト
殴るなどの武力で海から追い出される事。度が過ぎるほどマナーの悪い人はパンチアウトされます。またローカルなどのそのポイントを大事にしている人達からすればマナーの悪いサーファーは見てて良いものではないのでしょう。
最後に
サーフィンは端から見ればルールもなくのんびりやっているように見えますが、実はこうした暗黙のルールやマナーがあり、それを大事にしている人達がいます。「海は誰のものでもないから関係ないだろ」ではなく「海はみんなの物だからお互いを尊重しよう」という気持ちが大事です。先週の9月7日は全国一斉ビーチクリーン活動の日で砂浜のゴミをサーファー全員で拾いました。サーフィンをしている多くのサーファー達が拡声器のかけ声で海から上がり、砂浜や車で休憩していたサーファー達も自主的に一斉にゴミを拾い砂浜が綺麗になりました。こうした活動で海がキレイに保たれているのもサーフィンを心から好きな人、そのサーフポイントを大事にしているローカルサーファー達がいるからです。今週9月14日も全国一斉ビーチクリーン活動があるそうなので参加したいと思っています。ちなみにサーフィン初心者の事をサーフィン用語ではテケテケというらしいです(笑)それでは
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