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「思考をやわらかくする授業」を読んで

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昔から協調性がなく、集団行動が苦手でした。自己中心的に生きてきて時には自由を求めて入った世界が不自由だったなんて事もあった。そんな色々な経験をする事で世の中を知っていくうちに自由から遠のいていった気がする。常識やルールを知っていく事で「これはこうゆうもの」「あれはああゆうもの」と人間は自然と社会に適応していくんじゃないだろうか?そうやって人の頭は固くなってくんじゃないだろうか?経験をしていくことで色々なルールを知って思考が固まっていき自由な発想、人とは違う選択ができないようになって行くんだろうとこの本を読んでつくづく思った。

自由とは

『嫌われる勇気』を読んで、自由について考えてみる - ビジョンミッション成長ブログを読んで「本当に自由って何だろう?」と思ってしまった。自由になりたいと言う人は多いけど、人によって自由の定義は違うと思うし、似たようなもので幸せの定義も人によって違う。でもこの「自由」と「幸せ」は自分の中でほぼ一緒の事だと考えている。自分の中の幸せの定義は「好きな事を好きなようにできる事」でそれは”自由”ってことなんじゃないかな、と思う。

 

人と違う選択 

人生では選択する場面が必ずある。その中でその他大勢の人間が選んでいるからという理由で選択した経験がある人も多いと思う。「まわりと同じがいい」「小数派にはなりたくない」など理由は様々だろう。そうした経験をしていくうちに思考が停止して、本当にいいと思うものを選択できなくなったりする事もあるだろう。実際に自分もそんな場面をたくさん経験した。

まわりと同じ物を持っていなくてもいい。

みんなが追いかけているものを、一緒に追いかけなくてもいい。

「変わったもの」が価値を生みやすくなったし、自分と似た「変わり者同士」と出会いやすくなった。

こんな時代に、わざわざ常識を身につける必要なんてない。

引用元思考をやわらかくする授業

確かにそうかもしれない、生きていくうちに常識や流行に流されて決まった枠に収まろうとしてしまいがちだけど、これだけインターネットが普及した今の時代は身近にいない同じ趣味や考え方をした人たちと簡単に出会える。自分のまわりにいないのなら探せばいいし、自分がいいと思ったものをわかってくれる人間が必ず見つかる。無理して枠に収まろうとするから思考が停止した新しい発想ができなくなるんだと思った。

 

好奇心

十代、二十代前半の頃はいろんな事に興味を持って、新しい物に出会うとワクワクがとまらなかった。自分の場合は広く浅くそれを知る事でわかった様な気になっていた。それに拍車がかかり、しったかぶりをした事もある。子供のころはみんな好奇心の塊でひとつひとつ経験する事で成長していくんだろう。知らない世界を知りたいと思う事が成長に繋がる、「知らなくてもいい」で終わらせてしまったらそれまでの話。好奇心や探究心をなくしては人は成長できない。

頭の中に「なんで?」を増やすと、

新しい方法が見つかる。

引用元思考をやわらかくする授業

常に疑問を持つ事は凄くいい事だと思う。疑問を持つ事はそのものに対して探究心を抱いている証拠で、解決する事でまた一つ知識が身に付く。これは昔から自然と身に付いていたので問題ないけど、「なんで?」と毎回毎回聞かれるのはまわりの人間からしたらウザかっただろうな(笑)

 

 知識を得るだけではダメ

知識は詰め込むよりも出していった方がいい。

これは、ただ出していくだけということではなく、アウトプットしていく事で頭の中で内容を整理する事ができるからとある。

また、

ピータードラッカーは「知識労働者は、自らが教える時に最もよく学ぶという事実がある」と提言している。

とある。

これは昔、同じような事を聞いた事がある。自分自身この事実を知ってからは得た知識をなるべく人に話すようにしている。そうしていく事で自分も覚える事ができるからすぐに友人などに話すようにしているがおかげで「うんちく野郎」のレッテルを貼られている(笑)それでも知識はつけていきたいのでこれからも辞めるつもりはない。

 

最後に

この本は久々に当たりだったので興味がある人は読んでみてほしい。そして本をあまり読まないという人にもオススメの本。そもそもこの本を出しているサンクチュアリ出版という会社は「本を読まない人のための出版社」とうたっているぐらいで、本当に読みやすい作りになっている。昔から本を読むのが嫌いだった自分が本を好きになったきっかけをくれた出版社。

それでは。。。

思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)

思考をやわらかくする授業 (Sanctuary books)