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雷の上に発生する超巨大雷「スプライト」とは

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※出典 en.wikipedia.org

雷発生時に起こる「レッドスプライト」

最近は雷で停電が起きた事もあり、少し雷に敏感になっているLAG-Oです。自然現象の一つであり、直撃すれば死に至る事もある恐ろしい雷ですが、雷よりやばい雷「スプライト」という現象があるそうです。スプライトは赤く光る事もあるのでレッドスプライトとも呼ばれるそうです。まだスプライトについてはよくわかっていないようでまだまだ研究途中ですが現時点でわかってる事をまとめておきます。スプライトのすごいところは何よりもその大きさにあると思います。発生する場所は雷雲の上で起こる現象なので現在のところは地面まで到達された事は観測されていません。おそらくスプライトは地上へ到達する事はないのではないかと思います。また雷発生時、雷が地面に到達する際に雷の上で発生する事も分かっているようです。さて先ほども書いたスプライトの大きさですが、その範囲は70キロに及ぶことまであるという。spriteは直訳すると「妖精」という意味なので優しい感じもしなくはないですが、これだけ広範囲に渡って発生する雷は想像するだけでも怖いですね。

スプライトの種類

スプライトには現在では3種類のタイプが発見されており、場所によって出やすいスプライトなどがあるようです。まずは人参型のキャロットスプライトこれは太平洋沖でよく観測されています。そして日本海側ではカラム状スプライトと妖精型スプライトの観測が目立つようです。

発見はわりと最近

スプライトが初めて発見されたの以外にも最近の話で1989年に初観測されたとの事、それ以前は目撃されても目の錯覚だとされたようでその存在はあまりしられていませんでした。その理由の一つにスプライトの発光時間があります。スプライトが現れている時間は長くても100ミリ秒程度という一瞬の時間のため人間の肉眼では確認しにくく、昔のカメラでは感度がわるく捉える事が出来なかった為だとされています。

超高層雷放電の一種

スプライトは超高層雷放電の一つでありスプライトの他にも

  • エルヴス
  • ブルージェット
  • 巨大ジェット
  • 地球ガンマ線放射
  • 電磁波バースト

というものがあります。
超高層雷放電は高度20〜100キロの場所で起こる放電による発光現象であり、上記の種類は発生する高度やその特性で呼び名が変わってきます。

wikipediaより引用
エルヴス (elves) - 中間圏上部や熱圏下部で見られる。水平に広がる発光で、電離層とも関係していると考えられている。
ブルージェット (blue jet) - 成層圏上部付近で見られる。青系統の色で、細長い形をしている。雷雲から上に伸びるため「上向きの雷」とも呼ばれる。
ブルースターター(blue starter) - ブルージェットに先立って現れることがある発光。成層圏下部にみられる。
巨大ジェット (gigantic jet) - 成層圏から中間圏に渡って伸びる巨大なジェット。
地球ガンマ線放射 (terrestrial gamma-ray flash) - 雷雲上部での放電現象に由来する現象が、ガンマ線バースト (gamma-ray burst, GRB)として観測されているケースが指摘されている。
電磁波バースト - 雷放電などに伴う電磁波放射が電離層あたりの上層大気の電磁的状態を大きく乱す現象。

※参照 wikipedia

レッドスプライト動画
28秒ぐらいから観ると一瞬光っています。
www.youtube.com
こちらはスローモーションバージョンです。
www.youtube.com

最後に

雷に関する自然現象は昔から謎が多かったのだろうと思います。今では研究が進みメカニズムがわかってきたものもありますが、昔の人は今のように情報がない中で超自然現象をまのあたりにして、神の仕業と言っていたりしたのでしょうね。オーロラなども北欧神話では死者の世界とをつなぐものだとされており、こうした神秘的な光などは昔の人達からしたら神聖なものだったのでしょう。まだまだ謎の多い自然現象はたくさんありますが、生きているうちに解明していただけるとありがたい。それでは

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